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撮影に慣れてきたら

撮影に慣れてきたら

夜景作例
夜景作例

夜景撮影に慣れてくるにつれ、現在使っているカメラでは満足できなくなってくると思います。 そうなった時に迷うのは高級コンパクトカメラを購入するかデジタル一眼カメラを購入するかでしょう。 私見ですが、すでに夜景撮影のできるカメラをお持ちならばデジタル一眼の購入をお奨めします。

夜景撮影で大切な要素はなんと言っても「マニュアル露出」で、次点が「撮像素子(イメージセンサー)」と「画素数」です。カタログなどを見て頂ければわかると思いますが、 一眼レフ機はコンパクト機よりはるかに大きな撮像素子を搭載しているため、多画素化にも余裕で対応できます。また、悩みのタネであったダイナミックレンジ(※)もかなり(「完全に」ではありませんが・・)改善されているので、 本格的な撮影には必須です。また、レンズ性能の差による解像力も夜景撮影をするうえには魅力です。これを機に価格の下がってきたデジタル一眼入門機などを購入してみるのもよいかもしれませんね。

キーワード※ダイナミックレンジ - カメラ(正確には撮像素子)が写しとれる暗さと明るさの範囲。暗すぎると真っ暗に写ってしまったり、空や明かりが真っ白に写ってしまうのはその部分がダイナミックレンジの範囲外になるため。

しかし、デジタル一眼は携帯性の悪さだけは難点ですね。コンパクト機のように常にカバンの中に入れておくといった使い方はできません。 よって、通常使用時はコンパクト、本格的な旅行や夜景スポット取材にはデジタル一眼といった使い分けをするのが良いでしょう。

それでは、楽しい夜景撮影を!(作例を800×600に拡大)